1/1

悪の華

¥2,000 税込

残り1点

別途送料がかかります。送料を確認する

再入荷!

「悪の華」ヒラヤマ探偵文庫13
著者:馬場孤蝶
発行:ヒラヤマ探偵文庫
刊行:2021年5月 
価格:2,000円

馬場孤蝶(ばば・こちょう、1869~1940)は、明治期において、島崎藤村らの『文学界』同人であり、英文学者として慶応大学教授、評論家、翻訳家、詩人であった。童話などを書いたことでも知られている。大正時代、『新青年』編集主幹の森下雨村の勧めにより、探偵小説に開眼する。海外の探偵小説の紹介が主だったが、探偵小説に自ら筆を染めたのはあまり知られていない。本巻に収録した「髑髏の正体」「悪の華」「荊棘の路」の三編は、いずれも関東大震災後の『婦人倶楽部』に連載された中編探偵小説である。読者に対して、総額一千円の犯人当て大懸賞が三編ともに付いていた。「髑髏の正体」では石田憲三探偵の捜査と推理、「悪の華」では探偵団芳雄と女探偵西野蘭子の邂逅、活劇、そして「荊棘の路」においては浅田貞三警部の理知的な推理が読みどころとなっている。これら馬場孤蝶の探偵小説は、現在において映像ドラマ化してもおかしくない、品のあり、そして人情味に溢れる物語だといえるだろう。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (15)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥2,000 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品